むかし磯遊びによく通った「城ヶ島」に15年ぶりくらいに行ってみた。懐かしさに涙がこぼれた。というお話

ごきげんよう、ニート博士です。

皆さんは「懐かしいフィールド」ってありますか?
(フィールド:海や川、山などの自然)

いや、別に自然に限らなくてもいいのですが、都市部は街の移り変わりが激しすぎて、なかなか「懐かしさ」に浸りにくいじゃないですか。。

私が関東から沖縄に来て、はや13年目(だっけかな…?)になります。沖縄の自然はもちろん魅力的なのですが、ふとしたはずみに昔通った関東のフィールドが懐かしくなるときもあるのです。

というわけで先日、私の自然観察のひとつの「原点」とも言える場所に行ってまいりました。

目的地はこちら。

三浦半島の先っちょに浮かぶ島ですが、橋がかかっており陸路で行くことができます。

三浦半島への鉄道のアクセスは京急線。神奈川の都市部の喧騒を抜けると「堀之内」から先、終点の「三崎口」まで、電車は各駅停車となってゆっくり進んでいきます。

いやぁ、もう近くの駅名見るだけでヤバいです(笑)いろいろこみ上げてくる。

城ヶ島へは、小学校〜中学まで磯遊びに釣りにと、幾度となく通いました。下手すると住んでた家の周りよりもよく憶えてるかも。

三崎口で下車したら、城ヶ島まで行くバスに乗ります。今回は訳あって制限時間2時間弱の超弾丸ツアー。

三崎港の景色とか…懐かしすぎる!!

インスタのフィルターかけたみたいな色合いですが、バスの窓ガラスに貼られたフィルムの色です。

このバス停名が見えるに至ってはもう冷静では…あばばば

橋の上より。

実に15年ぶりくらいに来ますが、この辺、もうびっくりするほど変わってないです。

「白秋碑前」とかで下車してゆっくり写真撮りながら歩きたかったのですが、訳あって今回は島での滞在時間は50分ほど。

終点の「城ヶ島」で下車します。

…「馬の背洞門」どっちだっけ。。とりあえず海岸に出ます。

「オナモミ」(通称ひっつき虫)

外来植物ですが、沖縄に暮らしているとこんなものまで懐かしい!!

イタズラでくっつける相手がいない一人旅なので、自分で投げて自分の頭にくっつける。

「ツルナ」

食べられる海岸植物。こちらは沖縄にもありますが、遠い地で見慣れてる植物に出会うとそれはそれでテンションが上がるのです。

ヤブカンゾウが花盛りでした。

彩度は高いのに、どこか物哀しいオレンジ…に見えるのは、ノスタルジーと秋の海のせいでしょうか。

草むらではどこまで行ってもキリギリスが「ズゥィィィーッ・ッチ」と無限に鳴いているので、一匹捕まえてみました。

キリギリスを見るのも十何年ぶりか。

あの時からどれだけの歳月が流れ、私は何を得、何を失ったのだろう。田舎で一緒にキリギリスを捕まえてくれた祖父母は、先だって他界しました。子供だった私は三十路になって学位を取って、なんやかやあって…

でも人間の変化なんて、自然のタイムスパンから見れば本当の本当にちっぽけなものです。

世間ではよく人間的成長だなんだ言いますが、いったんフィールドに出てしまって風に吹かれて「この景色は100年後もこうなのかな、そうであって欲しいなー」なんて考えると、一個人の成長なんて、まぁどうでも良くなっちゃうんですよね。こんな事言うと各方面から叱られそうですが。。

キリギリスより小柄ながら肉食性のより強い「ウマオイ」

こちら「ハマグルマ」でいいのでしょうか。

「イシダタミ」

これも沖縄にはいない懐かしい貝。

ふぉぉおおお!

この磯の襞(ひだ)のひとつひとつ、見覚えがあります。この辺の海藻の林の中でオハグロベラ釣ったなー、とか。

「フナムシ」

沖縄にもいますが、この辺の海岸の物量にはかないません。

そして…馬の背洞門が…もうあまりの懐かしさに冷静ではいられません。

…到着。

うわぁぁあああ!!!(懐かしさに雄叫び)

「馬の背洞門」は「海蝕洞」と言って、打ち寄せる波が岩盤を削って穴を開けた結果できた構造物です。

子供のころ、連れて来てくれた親と「来年あたり崩れるんじゃないのー?」なんて話していた「橋」部分ですが、なんのなんの、地形が侵食されるタイムスパンはそんな短いものじゃありません(崩れるときは崩れる)。

当日も観光客が「来年あたりくずれるんじゃないのー?」ってやってました。

誰かのイタズラ

カジメ?アラメ?

こういう大型藻類も沖縄から来ると物珍しい。

この辺でタイプアップ!

馬の背洞門まで歩いてきた磯をダッシュで引き返します(途中で靴がこわれた)。バス…はちょうどいい時間帯にないことが分かっていたので自腹タクシー!駅に到着。

駅前で活けのサザエをカゴに入れて売っている。これまた20年前と変わらぬ光景です。昔と値段もほとんど変わってない…いや少しだけ上がったかな?

…徒然なるままに弾丸ツアーの顛末を書きましたが、何が言いたいかっていうと「三浦の自然素晴らしい」そして「よくぞ変わらないでいてくれた」。

いやでもこれは、地元にいる方は地元を5年とか10年くらい離れないとなかなか分からないかもしれませんね。車中、三浦の自然についていくら褒めちぎっても、タクシーの運ちゃんは怪訝そうな顔してました。

というわけで、みんな地元の風景とか自然に誇りを持とうぜ!というオチでした、ごきげんよう。

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