虫捕りがうまく行かない親子に朗報!虫網なんか置いて、夜のコンビニを回ろう

沖縄は初夏の気配です。

夏と言えば虫捕り。親子で虫捕りに出かけるという図は何とも微笑ましいものです。

しかし親御さん方とて、みながみな子供の頃虫捕りに興じた経験があるわけではありません。炎天下の公園をさまよった挙句、虫カゴは空っぽ、虫網は一度も振らず、なんて親子連れを見ることも稀ではありません(こういう場合、えてして躍起になってるのは親の方で、子供は「もう疲れたよパトラッシュ…」みたいな顔をしていたりしますね★)。

そんな親子連れにも朗報!お金も手間もかけずとても手軽に、けっこう色々な虫に出会えるという体験をしてきたので、その時の様子をお伝えします。

カメラ Panasonic DMC-GH4
レンズ LUMIX G MACRO 30mm F2.8 ASPH. MEGA O.I.S.
フラッシュ 内蔵フラッシュ使用、牛乳パックディフューザー

夜のコンビニを回ろう

さて、手軽にいろんな虫に出会えるその方法とは…?

ぶっちゃけて言うと、夜のコンビニを回るだけです。と言っても目的はアイス売り場のあずきバーではありません(美味しさと価格のパフォーマンスにおいて、僕はあれを上回るアイスはないと思います。異論は認めないw)

まぁ、あずきバー買ってもいいんですけど、それを咥えながらでもいいのでコンビニの店外の明かりのまわり、窓の表面などに目を凝らしてみてください。

するとこんなのとか

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オキナワトラフコガネ

こんなのとか、こんなのとか

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ナナホシキンカメムシ
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ツヤアオカメムシ

窓ガラスの模様でどこのチェーンのコンビニか分かってしまいますね^^;

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カミキリムシの仲間。背面の点刻がカッコいい
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アオカミキリモドキ こいつは触っちゃ駄目

割といろんな虫に出会えます。

カミキリモドキの仲間は危険を察知するとカンタリジンという毒成分を分泌し、これに触れると結構ひどくかぶれるので、触らぬが吉です。特にそのまま目を掻いたりするとひどいことになるので注意。

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オオマエキトビエダシャク

お好きな人はお好きな、ガの仲間。

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シロスジヒトリモドキ

ガの仲間は、コンビニを回るだけでものすごい数の種が見られます。

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アカスジシロコケガ。お洒落♪

このように、夜間に明かりに群がってくる虫や生き物を採ることを「灯火採集(とうかさいしゅう)」と言ったりします。

本格的にやる人はそれこそ山の中に発電機を持ち込んだりしますが、子供に虫捕りを体験させるならコンビニやスーパーの灯りをめぐるだけでも十分(それどころか、有名な灯火採集スポットになっている場所では、ベテランの虫屋も巡回してきます)。

どんなコンビニがいいの?

…と言っても、ロー◯ンとファ◯マのどっちが良いの?という話ではありません。良い灯火採集スポットとなる場所の条件としては

  • 周りに森や雑木林、放置されて長い草地などがある
  • その場所以外灯りが少なく、周りが暗い

などが挙げられます。周りに昆虫が生息できる環境が整っていれば、当然飛んで来る昆虫の種類も数も増えます。さらによりマニアックにやるのであれば、周りの森に多い樹の種類を調べ、その樹に来る特定の虫を狙う…なんてことも可能です。

あと大事なのが

  • 虫の来ない灯りを使っていないお店であること

最近は虫の来ない灯りを使用する店舗も増えてきたので注意。条件はいいのに、遠目から全く虫がたかってないような場所はパスです。もちろん一般的には虫なんか来ない方がいいのでしょうが。今回虫好きの同行者が「虫が集まるコンビニの方が売上伸びるのに〜」とかほざいてましたが、そんなわけあるかい(;´Д`)!!

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油断すると窓の中こんなんなるし…

どんな日がいいの?

虫の種類にもよりますが、一般的に灯火採集にいいとされている天気は

  • 湿っぽくて、雨が降りそうで降らない気温&湿度の高い夜

こんな日は多くの虫の活動が活発になると言われています。月明かりがなく、周りが真っ暗になる新月の夜ならベストです。時間帯は、お子さんを連れて行くことを考えても、また虫の出を考えても、夜8-10時くらいまでが良いのではないでしょうか。

何を持っていけばいい?

何もなくても大丈夫(キッパリ)。帰りに買って帰るあずきバーの代金くらい。

採集する場合は、ふさわしい容器を持って行きましょう。透明なら観察に便利です。あと必須ではないですが、是非持って行って欲しいのがルーペです。

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先ほどのナナホシキンカメムシなど大きさはせいぜい2cmほどの大きさですが、よく見るとこんな素晴らしい光沢と模様があります。他にもガの仲間の鱗粉やカミキリムシの触角・足など、観察するものは尽きません。

ルーペは10倍ほどの倍率で、レンズの径が大きめのものが使いやすいです。

最後に

これは昼間の虫採りでもそうですが、ドクガの仲間やアオカミキリモドキなど、触るとかぶれるものについては事前によく調べて行きましょう。

また、現場で灯火採集をしている他の方と会うこともあると思いますが、お互いに譲り合いの精神を持ちましょうね。

灯火採集も本気でやる人はとことん本気でやっています。その昔、外国ですが、蛾屋(蛾が好きな昆虫マニア)のライバル同士がいて、一人が焚いているライトに集まってきた希少なガをもう一人がピストルで脅しながら「このガは俺がもらう!!」と言って持ち去ったというエピソードが残っているほど。

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