【食べてみた】ハブっておいしいの?サキシマハブを串焼きに調理して食ってみた。

※注意※

今回、全編にわたり、さばいたハブの画像が出てきます。苦手な方はご注意を。

さて、前回ひょんなことから新鮮なサキシマハブ Protobothrops elegansが手に入り、そういえばハブを食べたことなかったな〜ということで、調理して食べてみました。

ハブの入手法

沖縄本島にもともといるハブ(本ハブ)はいまや希少な存在になりつつあり(とくに本島南部産)、また生態系の頂点に立つキーストーン的な存在と考えられることから、やたらと乱獲するのは控えたいところです(私も一度くらいは食ってみたいですが)。

ヒメハブは数は多いですが、やはり「やんばる」の森生態系を支えている大切な構成員の一つなので、こちらも乱獲は慎みたいところです。

こんな感じで太短いのがヒメハブ。固有種でもあり、乱獲は避けたい

これに対して、現在沖縄本島南部などで目撃例の多い「サキシマハブ」は、人間の都合で持ち込まれて増えてしまった外来種。気の毒とはいえ、沖縄本島の本来の生態系をおびやかす可能性が高く、野放しにはできません。

よって、ハブを食べてみたい人は、目撃報告の多い地域でサキシマハブを探しましょう。

捕り方ですが…ヘビの生態をよく知らない方がマネをして咬まれてもシャレにならんので、ここには書きません。安易にマネはしないでください。

(一応、ヘビの動きをよく知っていれば、安全に仕留めるのは全然難しくはないのですが)

さて、こちらが今回入手したサキシマハブ。1m弱と小ぶりです。

なお、頭は潰しておくのがいちばん安全です。

頭部の標本にしたい…と思って現場で頭を落とした場合などは、頭だけになってかなり時間がたっても、反射でパクっとかみつくことがあるので要注意です。

ハブの調理の手順

頭を落とします。包丁もしくはキッチンバサミで。

皮は、まるで靴下を脱がせるようにキレイにはがれます。

内蔵が出てくるので、水で軽くすすぎつつ内蔵を取ります。

本当は解剖して「腑分け」とかしたほうが勉強になったんでしょうが、深夜だったのと「冷蔵庫に未調理の生ヘビが入ってる」のを妻に見つかるのは家庭内の平和をたもつ上でぜひ避けたかったたかったため、割愛。

ちなみに腸などのいわゆる「ハラワタ」は、ヘビの体の「前」ではなく体の後半部分くらいから入っています。「食道」がすんごく長いわけですね。これは、獲物を丸呑みして消化するヘビの生態を考えれば納得できます。

適当にぶつ切りに。

こうなると、もう完全に単なる食材です。

今回は味付けは、シンプルに塩+コショウ+ナツメグでいきました。

串を打ってグリルで焼いていきます。

「サキシマハブ串焼き」のお味は?

完成♪

リキュール類が写ってますが、深夜&次の日仕事だったので実際には自重。

焼けたそばから食ってみます。

「…骨多いけどうまい!」

味や食感は鶏肉にすこし近いですが、うま味の強さ・骨の多さを考えると「全身手羽先」といった感じ。

後日、妻の友人たちが集っての鍋パーティーに(何の肉かは黙って)残りを出してみましたが、皆さん一様に「うまい」「いける」とおっしゃってました。

他のメニューは?

今回は串焼きしか試していませんが、「味はいいのに骨が多い」ので、スープ系が手軽でいいかもしれません。

調理法は鶏肉に準じます。クックパッドででも適当に鶏を使ったスープのレシピを探して、鶏の代わりにヘビのぶつ切りを入れればだいたいOKだと思います。

というか、クックパッドに結構ハブを使った料理載ってますね(笑)

カリッと骨まで食べられるくらいまで揚げてしまうのも手ですが、そうするとあまりヘビ本来の繊細な味は楽しめないかと思います。

最後に、ヘビは獲物を丸呑みする生き物なので、体内に寄生虫類がたくさんいます。調理するときはしっかり加熱しましょう。火さえきちんと通れば大丈夫です。

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